文:isao 編集:tan-su
2月からスタートしたTAN-SU の小文字プロジェクト。tan-su×isaoくんのゲームアプリ制作。「ベジパンズ」を題材した幼児向けの食べ物おぼえゲームを開発中しています。その開発経過を、ふりーむさんが企画している「#スーパーゲ制デー」で報告していこうと思います。5回目の今回は、オープニングが良い感じに出来上がったかと思いきや・・・新たな問題が勃発!?
企画から具体的なシステムづくりが進んでいった前回までの記事はこちら。
#1 https://tan-su.com/times/ochanoma/postid=830/
#2 https://tan-su.com/times/ochanoma/postid=871/
#3 https://tan-su.com/times/ochanoma/postid=876
#4 https://tan-su.com/times/ochanoma/postid=884/
5「大詰めと思いきや、新たな問題?」
前回からさらに素材などが増え、いよいよタイトル画面からゲーム画面の全容が整ってきました。演出でこだわりたい部分が出てきたり、実際にゲームを遊んでもらうにあたって考えなければいけない画面サイズのことなど、制作も大詰め? 今回はそんな演出の話や、画面サイズの話などをしたいと思います。
こだわりの時間
タイトル画面やゲームのプレイ画面が実際にできてくると、「もっとこういう風にしたい」という希望が出てきます。キャラクターを動かしたり、エフェクトをつけたり、もっと細かな所で言えば、ボタンを押した時の反応など。こういう細かな所は、細かいゆえに大して変わりがないように思えるかもしれませんがそんなことはありません……
話がすこし変わりますが、”その細かい違い”を感じることがあったので、たとえ話としてしたいと思います。別件で白い洋服が必要になり、ついこのあいだ服屋さんを何件か回っていた時のこと。白シャツ、白T、とにかく白くてシンプルなものを探していました。シンプルがゆえに、どれも一緒に思えましたが、いろんなお店を回った結果、よく見るとうっすらと本当に細かなしわのようなものが入った、質感を感じるTシャツと出会えました。本当にわずかなこだわりですが、良い買い物ができたなと満足しました。
話を戻しまして、ゲームの画面もそういう細かな違いによって感じる気持ちがあるんじゃないかと思います。例えばゲームのUIに使うボタンですが、よくあるようなものを使うのではなく、今回はリベットボタンオリジナルのボタンデザインです。こういうこだわりが入っていると、ゲーム画面を見ている時の満足感が知らず知らず増えるんじゃないでしょうか。
そんな画面のこだわりを実装しながら、システム面ではもっと現実的な問題に直面していました。それは…
画面サイズの話
今回のゲームはスマホで遊ぶことを想定して作っています。制作をしているのはパソコンの画面です。ここでひとつ考えなければいけないことがあります。それは、画面のサイズです。最近はいろんなデバイスがいろんなメーカーから出ているため、画面サイズもひとつではありません。製作者側として考えなければいけないのはこのさまざまな画面サイズへの対応です。画面サイズが違うとどういう問題がおこるのでしょうか?
例えば、縦画面で起動した時と横画面で起動したい時。なにも考えずにいるとキャラクターの顔が途中で切れてしまうかもしれません。もちろんこれは極端な例ですが、ゲームを遊ぶ人がどんなデバイスで遊ぶかわからないので、こういうことにあらかじめ対応しなければいけないということですね。
今回のゲームは横向きで遊ぶゲームとして固定するつもりです。画面が横向きになればきっと画面を自然と横向きにしてくれると思うのでここは大丈夫。あとは、縦と横の対比の問題です。スマホってだいたい同じサイズに見えますが、メーカーによってこれが全然違うんです…困った困った!(笑) ということでそちらにも対応しながら完成にむけてもうひとふんばり。次回はどんな報告ができるか、お楽しみに♪
いよいよゲームの全容が見えてくるかも!? 次回もお楽しみに。
”パンツをはいた野菜たち!”『ベジパンズ』
https://www.vegepants.com