文:isao
2月からスタートしたTAN-SU の小文字プロジェクト。tan-su×isaoくんのゲームアプリ制作。「ベジパンズ」を題材した幼児向けの食べ物おぼえゲームを開発中しています。その開発経過を、ふりーむさんが企画している「#スーパーゲ制デー」で報告していこうと思います。2回目の今回はクリーターのisaoくんが進捗をレポートしてくれました。
前回からゲーム制作が本格的にはじまりましたが、ゲーム制作ってそもそもどういうものなのか。あくまで僕個人がやっていることベースですが、月間報告もかねて紹介したいと思います。
ゲームにはいろんな要素があります。キャラクターやマップの画像的な要素、BGMやSEといった音楽要素、それらを扱うためのプログラム。そういった要素を統合して扱うことができるのがゲームエンジンです。
ゲームエンジンにも種類がたくさんありますが、僕が使用しているのは「Unity(ユニティー)」というゲームエンジンです。Unityは基本無料で利用することができますが、Unityで作られているゲームには大手のビッグタイトルもあります。『ポケモンGO』『Super Mario Run』『原神』など、その他にもたくさん!
無料で始められて、且つかなりのシェアがあるので情報も豊富にある。勉強するのに困らないと思い、僕もUnityを2年ほど前から使い始めました。
過去にIT系の会社でシステム開発などをしていたので、プログラム言語にはそれなりに慣れていましたが、Unityで使う「C#」という言語ははじめて。だいたいは読めるけれど、いざ自分で書こうと思うと、構文や単語が正直パッと出ない……(苦笑)。そんな時に頼るのはAIチャットボットであるChatGPTです。
「ゲーム開発者の31%がすでに生成AIを使用している※」なんてニュースを見たのが2024年。今ではもっと使われているんじゃないでしょうか。いろんなジャンルで使われるようになってきているAI。
僕が使うのは主にコード生成で、したいことを伝えるとAIがコードを作ってくれます。プログラムの知識があれば、それを使って自分用に修正したり、拡張させたりができるのでとても便利です。
せっかくこういう企画で、しかも現代のこの時期にゲーム開発にトライしているので、AIを利用した開発も話題として取り上げたいと思いました。インディー開発者の方にも聞いてみたいところですね。あなたはどのくらいAIを利用していますか?
※https://gigazine.net/news/20240119-game-developer-generative-ai/
さて、そんなUnitiyやAIを使って、本企画では現在、ゲームのメインとなるシステムを作っています。”幼児向けのゲームアプリ”ということで、スマホで出来る簡単な操作をゲーム化します。キャラクターをタップするとキャラクタ-がリアクションする、みたいな。そういうものをいくつも作って、子どもたちが楽しく遊んでくれたらと思います。
今回はオープニングタイトル画面と、ひとつのゲームが動くまでを作ってみました。まだシステムが動くかのテストなので、画像や音などは仮のものです。これから具体的にどんな演出を入れるか、どんな画像を入れるかなどを決めていきます。ここからが面白いところ。いよいよベジパンズの登場!?