ひきだし研究所 Hikidashi Laboratory

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ひきだし研究所 Hikidashi Laboratory

「描く描くしかじか。突然ですが、僕はノートが使えません。」

【コラム】

「描く描くしかじか。突然ですが、僕はノートが使えません。」

2023.06.26
ポエムポテト日記

6月26日(月)。突然ですが僕は子供の頃からノートが使えません。
正確には使いこなせません。でもノートという形状やデザインはとっても好きで可愛いノートに目がないほど。社会人になってからもシステム手帳というものが使いこなせず、毎年「今年こそは!!」と決意しても1月10日前後には断念してしまうのでした。なので僕のデスクには真っ白い余白だらけの手帳が並んでいて、自宅の部屋には真新しいノートが山積みになっている。

今日はなぜかこのことを書きたくなったのだ。
僕が唯一、使い続けているのが横に長いメモ帳だけ。極端に横に長いのですが、ここに落書きや図解やスケッチを書き溜めてはアイデア帳として活用している。こうやって図形や絵にしていないとどうも飽きてしまって書く気が起こらないのです。


社会人になってノートもまともにとれず、手帳もまともに使いこなせず20数年の月日が流れてしまったけれど、それでも今なおノートが使いこなせる社会人になりたいという密かな目標はあるのです。打ち合わせでも形式上はメモを取っていても見返すこともないし基本は暗記。よくもまぁこれまで大きなトラブルもなく仕事をしてこれたものだ(トラブルと感じていないのは僕だけかもしれないが)。

でもプレゼン資料作りは(自称)上手だったのでほとんどの事業案件はプランナーとして参加していたし、議事録がめっちゃ上手かったので議事録担当に指名されるくらいだ。資料整理もとっても上手かった。CMとかのコピーライトやタイトルデザインなんかも企画段階から作ってきたのに、どうしてノートが書けないのか!

自分の分析では、おそらく描くことはできるけど、書くことができないのだと思う。こうして文章を書いているのは文字を打っているようで、物語を作っているような気分になっているので「描く」作業に近いのだと思う。言葉と言葉の間に情景が浮かんだり、絵にしたくなったり、音楽が流れたりすることで、言葉を描くことが好きなのだと思う。何の情景も浮かばず文字だけを書き起こしていく作業が苦手なのです。あー、困ったものです。

人間は得て不得手あって当然の生物で、凸凹という絶妙なバランスで生きている。ノートを書くことができないことも個性として捉えていけば、不得手の逆さまは得意技であるのだから、むしろ生かすことを考えれば良いだけだ。

さて、今日はなぜはこのことが書きたかったので。



《ポテトスケッチ》
コピーライター、コンテンツデザイナー。
株式会社TAN-SU代表の山口泰志(やまぐちやすゆき)のクリエーターネームです。これまで官公庁や地方創生の様々なプロジェクトやコンテンツの企画に関わってきた。コンセプトデザインからコンテンツ制作までのトータルプロデュースを得意とし、ユニークなコピーやタイトルをクリエイティブしてきた。

実績はこちら
https://tan-su.com




トマト
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