文:ポテトスケッチ(コンテンツを作る人)
じゃがいも大好き、ポテトスケッチです。最近、いやいや2年くらい前TAN-SUに「じゃがいも」のキャラクターが誕生しました。タイトル名は「じゃがしかじーさん(仮)」。(仮)とつけたのは、まだ平仮名かカタカナかも正式には決まっていないので、なんとなく平仮名で呼んでいるから。そしてお供の「じゃがしかブラザーズ」もこれまた(仮)でなんだなぁ。
絵はベジパンズのリベットボタン、企画とおはなしはポテトスケッチこと僕。リベちゃんとはだいたいの企画屋コンテンツを共同制作していて、僕はコピーやタイトル、企画全体を担当することが多いです。
少しだけ「じゃがしかじーさん」の設定をお話しすると、当たり前のことを、さも格言風に叫ぶじーさん。子どもたちの安全を見守る近所のじーさんのようなイメージ。一見厳しそうだけど、とっても優しいじーさん。こんなイメージ。
それは突然やっきた。
ある夏の日、畑で秋用のじゃがいも植えの準備をしていたら暑くて暑くて、とても面倒で仕方がなくなってきた。もうやめたいな〜と思っていたら、「じゃがしか〜し」というワードが僕の耳の奥の方から湧き出てきて、続けざまに「また美味しいじゃがいもが食べれるぞ」という言葉が聞こえてきた。「じゃがしかじーさん」からの格言を直接頂いた瞬間だったのでした!ま、じゃがいもの駄洒落で片付けてしまえばそれまでですが、駄洒落を単なる駄洒落で終わらすのではなくコンテンツに育てて、世の中に少しでも受け入れてもらえるように加工するのが僕たちの日常のお仕事です。
でも、なんで突然にもキャラクターが浮かんだのだろうか?
理由はいくつかあって、僕が駄洒落が大好きということもあり、コピーやタイトルを作る際に駄洒落のように耳障りのいい韻や語呂を探すというのが癖になっているから。
もう一つが、親、学生時代の先生、就職先の上司に、「“でも“って言うな!!」とめちゃくちゃ厳しく教えられたことで、「でも」恐怖症ってことがある。なので頭に「でも」という言葉が浮かんでしまった時には、「いけね〜いけね〜」と、ポジティブな表現に変換するという、これも癖がある。要するに2つの癖が重なってなんとなく出てきたのが「じゃがしかじーさん」であり、キラーワードの「じゃがしか〜し」なのです。副産物としてキャラの設定もしっかりしているw
先日、リベちゃん(リベットボタン)が動画用のコンテを作ってくれていたのだけれど、「オチ、どうする?」問題にぶち当たった(実は2段オチだったということに後から気づいたことは言わないことにしておきつつも)。脳内の知恵なのかアイデアなのかボキャブラリーなのか、そもそも知識なのか、そんなようなものを絞り出しても出てこない。数日放っておいたのですが、ようやくレモンの搾かすのようにオチのようなものがポトリと落ちてきた。
それが、
これに尽きるというわけです。
さて、こうやってくだらないこと、たわいもないことを、さも面白そうにしてみたり、わざわざほじくってみたり、言葉の解釈を広げてみたり、ダジャレってみたりして日常の中からコンテンツを生み出す劇場型の日常がTNA-SUの毎日です。
じゃがしかじーさんは、この先、僕たちにどのような愉快な楽しみを届けてくれるのだろうか?楽しみです。
by ポテト