山口泰志 まちmemo

2016.09.09 Fri
「メイキング オブ 未来」

今日はCM撮影!
「プロセスを見せてみる!」今日はそんなことを思う一日だった。

僕は「ビジネスのメイキング」と呼んでいる。
TAN-SUのビジネスモデルを作っていく上で大事にしていることの一つです。

物事の考え方ひとつで状況は大きく変わる。
僕は古舘プロジェクトでは音楽事業を立ち上げ丸本莉子というアーティストをプロデュースしていましたが、育成経過をできる限りオープンにしていくということにこだわってきた。これって今のSNS時代のプロモーションとしては当たり前なのだが、しっかりとこだわらないと成果が見えづらい。音楽だけでなく、TAN-SUの全事業のメインキングを大切にしてきました。

例えば、もし新曲のデモを作っているとしたら、「こんなメロディーが浮かんだよ」って、制作過程をブログやSNSで発信したいという考えを持っています。むしろその方が面白いとも思っているし、ユーザーにとっても新しいアプローチだと思う。でも音楽業界の人はそれはきっとNOだと思うけど。とはいえアーティストの表現のバリエーションや価値を重視するか、コンプライアンスや情報の価値を重視するかの違いなので、どちらも選択肢だと思っている。

特に丸本莉子というアーティストとの出会いは僕の人生の中でとっても素晴らしい経験をさせてもらったし、TAN-SUのブランド作りにとっても大きなヒントをもらったと思っています。

社会貢献型のアーティスト。それが僕らの新しいアーティスト育成のカタチでした。
TAN-SUの地域ネットワークと連動することでアーティストの活動域を広げ、いろんな人生経験をしてもらえる環境を作ってきました。結果、メジャーデビューもしていない無名アーティストが、30近い地域ソングやCMソング、キャンペーンソングを手掛けさせてもらいました。

新人育成などしたこともない、しかもアーティストマネジメントなんてしたこともない、音楽ビジネスの素人がアーティストを育成していくのだから、それはそれはいろいろありました。でも、そんな僕がなぜアーティストをマネジメントできたかというと、そもそも「マネジメント」という言葉を完全に排除したからだと思っている。経験がないからこそ、新しいチャレンジができ自分なりのスタイルが作れるというポジティブな思考を持つことができました。

一番こだわったのはアーティスト自身が、スタッフ同様にブランドづくりに参加すること
みんなでつくるライブ、みんなでつくる楽曲、みんなでつくるイベント。全て「ものづくり」です。

僕の仕事はブランディングプロデューサーです。
マネージャーではない。というのもマネージャーという仕事は本当にすごい仕事で、僕なんぞがマネージャー気取りで新人育成に立ち向かっては失敗するという感覚があった。そこで、僕はこれまでのPRやブランディングの経験を活かしたアーティスト育成を選択し、既存のマネジメントを分析し、ユニークで面白い新しいアプローチを意識してきました。無限の可能性を持った若い才能を、業界のルールや既存の考えでしばりつけるよりも、世の中の声に耳を傾けて新しいアプローチを追求することが大切だと考えました。

既存の考え方をリスペクトしながらも、いつも疑う!
そうでないと新しいアイデアは生まれないし、自分たちのスタイルも作れない。そして自分たちのスタイルを作っていくということは時間がかかるというリスクと向き合わないといけない。継続していくことこそがスタイルだし、社会に対しての提案だと思っている。

「プロセスを見せる」

成長過程や失敗も隠さずファンに見せていくことで、ブランドの成長をファンと共有できる。それがSNSの最大のポイントだと思います。
まさにTAN-SUのメイキングでもあります。クライアントと代理店、アーティストと芸能事務所というような既存の構図ではなく、お互いがリスペクトした対等な関係であることが重要だと思います。そんな関係構図自体を変えることがこれからの可能性だと思います。

さて、今日はCM撮影。
数年前から一緒に汗をかいてきたクライアントさんの初CMを担当させてもらっています。一つ一つの取材や記事、イベントや企画が全てメイキングです。舞台裏というプロセスにこそドラマがあって、共感が詰まっていると思っています。

僕のブランドづくりは「メイキング オブ 未来」
3年後の未来を作っていくって素敵なことですね。

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