地域コラボ(タンスの引き出し)

2016.08.11 Thu
「山の日」施行記念 アイドル「2016 富士山女子登山部」の日本最高峰挑戦(前編)

今年から8月11日が「山の日」に設定されたことを記念し、アイドルグループによる「富士山女子登山部」が結成されました。部長を務めるのは、国内外で活躍し、6月から富士山国際観光協会の「富士山親善大使」に就任した「でんぱ組.inc」(でんぱ組)のピンキー!こと藤咲彩音さん。でんぱ組の中で最もアクティブといわれる藤崎部長の熱烈勧誘によって、「妄想キャリブレーション」(妄キャリ)のメンバー6人も入部し、7月末の某日、念願だった富士山登山に挑戦しました。

とはいえ、富士山女子登山部の7人全員にとって、今回が初めての本格的な登山。まず、都内のエスポートミズノを訪れ、夏の富士山登山に適した装備を整えるところから活動をスタートしました。ミズノでアウトドアスクールの講師を務め、自身も多くの富士山登頂経験がある同社の石元良樹さんから「登山は何より事前の情報収集と装備が大事。レインウェアと登山シューズは必須。ほかにも疲れを軽減させるスパッツ『バイオギア』シリーズなどがオススメですね」とアドバイスをもらい、メンバーそれぞれが自分に合った服装や用具をチョイス。期待と不安を半分ずつ胸に、富士山麓へと向かいました。

さあ、いよいよ登山の日を迎えました。
今回、富士山女子登山部が選択したのは、4つの登山ルートのうち、王道といわれる「吉田ルート」。1泊2日の行程で、初日に目指すのは、海抜3,200mに位置する本八合目の山小屋「富士山ホテル」です。メンバーは富士スパルライン五合目で撮影スタッフらと合流し、午後4時30分に登頂を開始しました。

富士山の溶岩砂利に時折足を取られながらも、傾斜も緩やかで見晴らしも良く、「登山って気持ちいい!」「この調子でドンドン行けそう!」など意気揚々と七合目まで到達したメンバー。

でも、ここから徐々に、日本最高峰の厳しい壁が行く手を阻み始めます。砂利の斜面から一転、両手両足を踏ん張って岩場をよじ登る急斜面に。八合目を目指す途上で、ついに日没を迎え、ヘッドライトのあかりを頼りに、息を荒げながらひたすら登り続けました。

登山開始から約4時間30分、八合目に到達。気温も一気に下がり、セーターやフリースを着込み、用意してきたおにぎりやチョコレートなどのお菓子を頬張って、アタックを続けなけばなりません。ここはまだ、通過点。「さあ、もうひといきよ。頑張ろうね」。お互いを励ましながら、リュックから取り出した酸素ボンベを口に当てながら、重い足を一歩一歩、踏み出します。

最後の休憩地点から約90分の道のりを経て、午後10時30分にようやく登山初日の目的地・本八合目の山小屋に到着しました。荷物をおろし、登山靴や防寒具を脱いで、ホッとひと安心。夕食のハンバーグカレーで空腹を満たして疲れた体を横たえると、メンバーは全員、日付をまたぐこともなく、あっという間に眠りにおちていきました。(つづく)

企画:日刊スポーツ新聞社
協力:富士山国際観光協会
撮影:世界の海援隊、佐々木譲

「2016富士山女子登山部」の活動は、下記URLの動画でもご覧いただけます。
「DSTVディアステージテレビジョン」http://www.nicovideo.jp/watch/1470827054