大猷院 菱沼

PROFILE 菱沼 雅弘(ひしぬま・まさひろ)1976年8月、栃木県日光市生まれ。
日光市立日光中学校、栃木県立日光高校を経て、青森県の八戸大学へ進学。卒業後の2000年、日光山輪王寺の承仕(じょうじ)として護摩堂に勤務。2007年に中禅寺立木観音、2012年から承仕主任として大猷院に勤務。日光という場所柄、小学4年生から大学までアイスホッケー部に所属し、インターハイやインカレにも出場。趣味はゴルフとダンス(笑)。EXILEの「Rising sun」を完璧に踊り倒す、37歳のパパ。

vol.27  気になる竹

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江戸幕府3代将軍家光公の廟である、ここ大猷院には、お客さまが気になる物がたくさんあります。
今回は、“気になるシリーズ”の第2弾、「気になる竹」をご紹介いたします!

連載25回目でご紹介をした「気になる石」と同じくらい、お客さまから質問をされる物があります。
それは、大猷院の仁王門、二天門、夜叉門の階段の左右に取りつけてある、ながーーーい竹です。

階段の竹

ほとんどのお客さまが、「最後に1つ質問していいですか?」と聞いてくるので、私は心の中で「今回はどっちだ?気になったのは石なのか、竹なのか??」と気になってしまいます(笑)。

実は、この竹。何百年も昔からある物ではなく、何十年前からの物なのです。

日光は、修学旅行などで小学生もたくさん訪れるため、階段を見るとどうしても滑り台のように滑りたくなるお子さんも多い。そこで、転落防止のために取りつけた竹なのです(笑)。

夜叉門 竹 

この竹が古くなったので、新しくしてもらいました。

夜叉門 竹 作業全体

数カ月で色が変わってしまうので、“昔からの何か意味のある竹”に見えると思います。
お客さまが質問したくなる気持ちも分かります。私も初めて大猷院に来たときに、同じ質問をしましたから!(笑)。

 

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